何件か借りている状態!!次のローンは審査軽い?厳しい?
他社借り入れがあると、厳しくなると思っておこう!
他社に何件も、申し込みだけでなく審査もOKであり、利用をしている。消費者金融だけでなく、総量規制に関係ない銀行からも借りれている。実際にどれくらいの総額を利用しているのか分かりませんが、数社からの借り入れという事は10万円、20万円なんて程度ではないでしょう。もっと高額でしょうね。それでも信用情報、いわゆるブラックリストに載っていない人は、優秀なお客様だと思えます。
いろいろな貸金会社に信用されている、きっと滞納なども問題になるような事もない方だと思いますので、これから申し込みをする会社から見ても、優秀な人だと思ってもらえるかと思います。どこからも貸してもらえない人よりも、どこでも借りれる人の方が、なんだか良い印象なのは間違いないでしょう。しかし、これは単なる印象です。
では、これから新たに貸すとなるとどうでしょう。「まだお金が必要なの?」という疑問が出てきますよね。こんなに貸してくれるところがあるにも関わらず、まだ違うところで借りなければいけない何かがあるのでしょうか?原則、何に使おうと勝手なので何も言われませんが、「そんなに借りて返せるの?」という不安も出てきます。
車のローンとなると、これも総量規制の対象外になると思うのですが、他社からの借り入れが多くなる程に厳しくはなるかと思います。銀行などのローンは総量規制の対象外な事も多いですが、それでも他社からの借り入れが多い程に返済は厳しくなる事は分かっていますので、簡単には貸してもらえないでしょう。総量規制は返済が困難にならない程度に借り入れを止める制度です。総量規制以上の借入は危険なのです。
優秀なお客様だから、いくらでもOKというわけにもいかないんですね。もし、そうならば、数社から借りなくても、既に利用している1社が増額してくれると思いませんか?住宅ローンなど高額が確定してしまっていて、明らかに現金で支払うには困難が大きいものは別ですが、一般的な融資では限界があると理解しておきましょう。
貸金会社によって条件が変わってくるので、ハッキリとは言えませんが、数社からの借り入れ合計金額によって、これからの申し込みの審査の結果は変わってくるかと思います。どうしても組みたいローンがある、借りたい会社があるのならば、1社だけでも完済して、借り入れ件数と合計金額の両方を減らすようにしましょう。
そうそう、お金を借りて返済をしているという実績がある方が、貸金会社は信用が大きくなる部分もありますが、やっぱり借りまくっている人よりは、これから借りたいと考えている人の方が良い印象になる事だって多いんですよ。矛盾しているかもしれませんが。既に100万円の借金がある人と、借金なんてしたことがないけど借りたいと考えている人、どちらかに貸さなければいけません。あなたならどっちを選びますか?私は借金していない人を選ぶと思います。
ローンを何件か借りているが足りない!審査軽い金融機関はあるか
カードローンを申込んだことが有る人は経験が有るかもしれませんが、最初に設定される利用限度額は希望額よりも少なく設定されることが良くあります。多くの場合はその設定された利用限度額で何とかするのですが、人によっては利用しているとそれでは足りなくなってしまい、更に何件か申込みをして利用している人もいます。場合によってはそれでも足りず、更に新たな申込みをしようとしますが、そこで心配になるのが審査と言う訳です。
法的な規制
まず金融機関ではどうにもならない法的な規制と言うものが有ります。これは貸金業法に定められたもので、近年の改正で設けられた総量規制についての規定です。この規定では原則的には消費者金融からの借入は全件を合計して年収の3分の1までと言うことになっています。この規定で行くと消費者金融から借入する場合、上限が有りますので、新たな申し込みをしても、法的な規制のために融資を受けることが出来ない場合も有る訳です。ただしこの規定は貸金業法のものですので銀行は関係しません。
金融機関の審査
また審査はこの法的な規制をチャックするだけではありません。金融機関は独自に審査基準を持っており、この審査基準を満たしていなければ審査が通る事はありません。この審査基準は各金融機関独自のもので、消費者金融であろうが銀行だろうが、それぞれの歴史の中で培われたノウハウが詰まっています。当然ですが、申込者によって軽い審査も有れば厳しい審査も有ることになり、同じような年齢や収入であっても軽かったり厳しかったりの違いが生じます。
基本は返済能力
審査の基本となるのは返済能力です。金融機関はお金を貸して利息を取りこれを利益にしているため、返済が怪しいような人には貸せません。そこで申込みに当たっては収入を証明する書類が必要だったり、信用情報を見てこれまでの借入での返済状況などを確認して、その人の返済能力と言うものを評価する訳です。もちろん十分な収入が有り、信用情報にも問題が無ければ貸してくれるのが普通ですが、その判断は前記の審査基準で行われることになります。
複数の借入が駄目な場合も有る
金融機関によっては、収入に余裕が有って信用情報に問題が無くても、審査基準に複数の借入を禁じているところも有ります。こういった金融機関では、自分では大丈夫だと思っていても審査が通ることはありません。こういう場合自分の信用に自信を無くしてしまう人もいますが、審査基準によっては審査が厳しくなるものだと考えてあまり気にしてはいけません。どうしても借入が必要なのであれば頭を切り替えて別を狙うようにしましょう。
返済していけるか良く考えよう
いくら収入的に複数の借入でも問題が無いように見えても、複数借入ると言うことは月々の返済額はそれだけ増えてしまうと言うことです。1件であればどんなに借りても毎月一定ですが、複数ではそう言う訳には行かないのです。したがって借りる前には収入だけではなく自分の月々の収支を考えて、本当に返済していけるだけの余裕が有るのかどうかを実際に計算してみることが必要です。その上で詳細な返済計画を立てて借入するようにしましょう。